フィリピン・セブ島でのインターン経験
海外就労体験:高橋 湊 20代
私はフィリピン・セブ島にて、
約8ヶ月間インターン生として語学学校に勤めていました。
その時の経験をお話しします。
業務内容は、、、何でも屋さん!?
基本的な業務は日本人生徒のお世話です。
業務は1日四時間。
業務としては、
・新入生の送迎
・到着後のオリエンテーション
・授業スケジュール作成の補助
・フィリピン人講師への通訳
・体調不良時の病院への同行
などを行っていました(要するになんでも屋です)。
その他、定期的に開かれるイベントの主催なども請け負っていました。
(ハロウィーンパティ,クリスマスパーティなど)
勤務開始時点では英語は全く話せませんでしたが、
学校内で週3コマ授業の提供があり、
半年後にはある程度の語学力を身につけることができました。
住まいは学校併設の寮だったのですが、
滞在費は学校が全て負担してくれたため、お金は一切かかりませんでした。
ビザ代、授業代も無料で、
実質必要だったのは渡航費と現地での生活費だけです。
自分は約35万円ほどかかりました。
節約すれば、もう少し安く済ませられると思います
英語が喋れないまま業務スタート、、、
最初は全く英語が喋れなかったので苦労することが多かったです。
フィリピン人のスタッフに仕事を頼まれた時、
自分が全く英語を使えないために、
仕事中の同僚インターン生や社員を毎回呼び出して、通訳をしてもらっていました。
到着して1ヶ月はほとんどまともに仕事をこなせていなかったし、
会社にも随分迷惑をかけたと思います。
(ちなみに採用時には自分が英語を話せないことを、
承知の上で雇ってもらっていたので責められるようなことはありませんでした)
ただ、そういう悔しい思いをしたせいもあって、
かなり真剣に英語に取り組んだので、
2ヶ月後には日常会話くらいはこなせるようになり、自分の自信にもつながりました。
業務として英語を使わなければいけない場面が多数あり、
工夫次第によって英語力はどんどん伸びていける環境だったと思います。
楽しかった経験
楽しかった仕事はSNSの運営と、
生徒が到着してからのオリエンテーションです。
SNSに関しては業務をインターン生に一任してくれていたので、
自分で発信したい情報を考えたり、
Facebookのフォロワーやブログ記事の閲覧数を増やすために、
いろいろ工夫したりしたのは本当にいい経験でした。
オリエンテーションでは回数を重ねるにつれて、
自分のプレゼンテーションが上達を実感し、やりがいを感じることができていました。
インターン生に仕事の裁量権を与えてもらっていたのは本当に良かったと思います。
そしてオフの日は生徒さんたちと同じように、
リゾーチ地セブ島を満喫していました。
ダイビングやアイランドホッピング(船での離島めぐり)
などのアクティビティも体験できましたし、
生徒さんたちと一緒に食事やショッピングにも自由に出かけていました。
大変だった経験
大変だった仕事は新入生の送迎ですね。
日によっては夜中のフライトを利用される生徒さんもいるので、
当然インターン生が夜中に空港まで迎えに行かなくてはいけません。
特に学生の夏休みシーズンなどは語学学校も繁忙期になり、
朝から深夜まで働きづめということもちょくちょくありました。
それから、外から感染病をもらってきて生徒さんが、
集団で体調を崩したことがあったのですがその時は本当に大変でした。
数日間学校と病院を往復し続け、生徒さんの容体をチェックし、
報告書を作成しなければいけず、授業もキャンセルして対応に追われていました。
インターンを経験して。。。
全体を通してすごくいい経験ができたなと思いますが、
それはひとえに学校長の人柄の良さのおかげだったと思います。
以前他の学校のインターン生と話していた際は、
校長がとにかく厳しい人で、自分の支持に従うことを無理強要されていたそうです。
フィリピンでインターンをする際は、
できるだけ学校長がどのような人柄なのかをまず第一に優先した方がいいと思います。
もちろんその他にも考慮すべき点はありますが、
まずは自分の上司がどうゆう人間かを博しておくべきだと思います。
やはり海外なので、
人間関係や付き合い方には特に繊細でないといけません。
そういった意味でも、
この記事が参考になればと思います。