アメリカ留学とセブ島留学の費用を比較してみよう!

アメリカとセブ島。留学費用の差とは?

アメリカ留学体験:中本 聡さん 25歳

交換留学プログラム

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私は大学2年の1年間、大学が提携しているアメリカの大学との交換留学プログラムに参加したことがあります。

2年生で一般教養科目の単位を現地で取得するとそのまま自分が在籍していた大学での
単位に取り込めるので実質留年する必要もなくてとても良いプログラムでした。

私はできるなら西海岸の大学が良いと思っていたのですが色々調べてみたらカリフォルニアの
サンタクララという街にあるサンタクララ大学というカトリック系の大学が雰囲気も良さそうで
写真を見て惚れ込んだのでこちらの大学に決めました。

サンタクララ大学からの受け入れ合格の通知も届き1年間の交換留学の実現が現実的になった時点で
とにかくがむしゃらに英会話やリスニング強化、ボキャブラリー強化のための独学に力を入れました。

1年間をアメリカの大学で過ごして一般教養科目を取るのは、
どのぐらい大変なのか想像もつきませんでしたが、以前同じ大学から交換留学に
行った学生の体験レポートもいくつか見せてもらいました。

そこで、夜寝る時間が全く取れないほど勉強漬けになっていたという内容で
身が引き締まる思いだったのを思い出します。

留学費用の概算

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交換留学するにあたっては授業料は自分が在籍している国内の大学の授業料を納めればよいだけなので、
あとは現地での生活費と往復の航空運賃は当然ながら自己負担でした。
1年間の留学、正しくは10ヶ月程度でしたが、サンタクララはシリコンバレーのお膝元ということもあり
景気も良い場所だったので、生活費も高く留学費用は年間300万円を超えてしまい、
親には相当な負担をかけてしまったと反省しています。

内訳ははっきりはわかりませんが、寮費が1ヶ月10万円程度、食費は別で月々2万円ぐらいだったと思います。
途中夏休みがあったので、その間に他の留学生たちと一緒にカリブやイエローストーンなどの旅行にも
50万円程度かかってしまったというのもあります。

また、夏休みの半分はサマーコースを受講したのでその授業料が1科目が10万円近くした覚えがあります。
あとはお小遣い、外食費、諸々で合計300万円超えだったようです。。。
しかし、お金には変えられない素晴らしい体験をすることができたので、
高額な費用を最大限に活かすことができたと言えるので満足しています。

地獄のような日々だった、、、!?現地での学習状況

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現地での授業についてですが、これは今も時々悪夢を見るぐらいに大変な思い出として記憶に焼きついています。
選択した社会学概論、コミュニケーション学、パブリクスピーキングなどそれぞれの授業は全て少人数制です。
日本の大学での一般教養科目の授業は大教室で行われますが、この大学ではどのクラスも
高校の教室のように小さくて、そこに多くて30人程度、少ないパブリックスピーキングのクラスですと
13名程度で、本当に嫌でも集中しなければならない環境でした。

おまけに教授が話している内容が全くわからず最初から大苦戦していました。

普通の生徒との交流は少なかったので、やはり現地で頼りになるのは同じ留学生達でした。
お互いに助け合えたのは大きな心の支えになり、24時間オープンしている大学図書館で
徹夜の勉強をしたのも1日や2日ではありませんでした。

そして、アメリカの大学の厳しさを目の当たりにして、正直、本当に途中で日本に
逃げ帰りたい思いに何度も駆られました。それほどハードな日々だったのです。

宿題は毎日出ますし、1日に20ページ以上のテキストや参考文献を読んで行かなければならないことも日常でした。
辞書をいちいち使っていてはとうてい期日までに読み切ることはできませんから、
重要そうなところだけをピックアップして読み込むコツを掴み、なんとか読み込めるという日々。

それは日本のゆるゆるな大学生活から考えればまさに地獄の日々でした。

ですがもちろん週末は、大学側が主催する留学生同士の交流パーティーや寮のパーティーなど
楽しいこともたくさんあったのも事実です。
アメリカ人の大学生は普段死ぬような勉強をしているかわりに、週末の金土は思いっきり弾けるのです。
そして日曜日は月曜から始まるクラスのための準備で寮内は静けさを取り戻すという感じでした。

そして。。。

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毎秋繰り返される小テスト、レポート提出、プレゼン準備。膨大な量の宿題。

毎日こなさなければならないことに追われるようにして過ごしていた1年でしたが、
あの時があったからこそ今の自分があるのだと強く実感しています。
留学をしたくても、海外に行きたくても、行けない人達もいることを忘れずに、
この貴重な経験をさせてくれた両親と大学への感謝を必ず何かの形にしようと思います。

何のために留学をしたのか。留学経験から何を得たのか。
それを忘れないようしっかり心に刻み、今後どのように生かしていくかを真剣に考えていこうと思います。

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