セブ島での思い出&ハプニング

友人になったら詐欺だった…

匿名希望さん:セブ島観光にて

私が初めてセブ島に行ったのは、大学生の頃でした。

友人とボランティア団体に所属し、団体で5日間の滞在で行きました。
無事に日本語教室と環境調査のボランティアを終えようとしていたころ、
私はすっかりフィリピンの子供達の笑顔に心を奪われていました。

食べ物もおいしく、物価も安いので本当にお金をかけずに滞在できました。
なかでもマンゴーは100円以下で買うことができ、毎日のように食べていました。
日本ではマンゴーは高級品なので安く入手でき嬉しかったです。

もっとセブにいたい!そう思っていた私は、ボランティア仲間に、
「自分だけ残っていいか?」と聞きました。答えはオッケーだったこともあり、それから1週間一人で残ることにしたのです。

これが運命の出会い!?

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仲間を見送った後、2日間は何事もなく平和に過ごせましたが、
3日目に出会ったフィリピン人の女性2人組に出会ったことが悲劇の始まりでした。

その日はビーチで本を読んでいました。暑くなったら海に入り、また本を読むという、
最高の時間を過ごしていたところ、フィリピン人2人組が流暢な日本語で話しかけてきました。

「日本人に会えて嬉しいわ」「私たちも日本に行ったことがある」
「私の弟は日本でバンドを組んでいた」などの話をされ、その場はとても盛り上がり、一緒に食事をとりました。

そのあと2人が「私たちの家でお酒を飲まない?」と言って来たので、
いい人たちだし面白そうだからという好奇心から行くことに決めました。
家に着くと、バンドマンの弟とその友人を紹介され私を含む5人で宴会が始まりました。
お酒もたくさん用意してくれていて、無料で飲んでいいよと言ってくれました。

ビールを2杯ほど飲むと私は睡魔に襲われ眠ってしまいました。

翌日目を覚ますと、ホテルに戻っていました。記憶がまったくない私は、なにも思い出せなくなり、
ただ、自分のリュックに入れていた一眼レフ、財布、カード類すべてがなくなっていたのです。

やられた!睡眠強盗だ!

ショック
と気づいた時にはすでに遅し、、、
物を盗られたことよりも、信頼していたのに裏切られたことのほうがショックでしばらくは呆然としました。

警察に行っても動いてもらえず、結果的には泣き寝入りするしかありませんでした。
奇跡的に現金はホテルにも置いていたのでなんとか無事に帰国することは出来ましたが。

帰国し、ガイドブックを見ていると、治安上のページに「睡眠強盗に注意」と注意喚起がされていました。
まったくそのような情報を知らなかったので後悔だらけでした。

海外旅行に行く際はしっかりと治安情報を頭に入れていたほうがいいですね。
いまとなってはいいネタ話になっています。
私のセブ島での苦い思い出でした。

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