カナダ・バンクーバーでのワーキングホリデー体験談

私のカナダワーキングホリデー体験記

カナダワーホリ経験:匿名希望

今回の体験談は、ワーキングホリデーのエピソードのみです。

細かい項目や情報などはなく、
単純に何を経験して、その後どうなったのかを見ていただければと思います。

海外での仕事経験というのがどれだけ重要かわかっていただけるかと思います。

夢と希望のバンクーバー

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私がバンクーバーへと旅立ったのは23歳のときでした。

添乗員専門派遣会社に登録をして国内旅行へ添乗していた私は、
いつか海外添乗員としていろんな国を見てみたいと思っていました。

英語が大好きで短大の英語学科を卒業したけれど、
あまり喋れない私は海外へ行こうと思いました。

ですが貯金がほとんどなかったので、留学はハードルが高く、
ワーキングホリデービザで働きながら英語を学ぼうと思ったのです。

1人暮らしもしたことがなかったので、
「カナダで生活が出来なかったらすぐ帰ってこよう」
と1年オープンの航空券を買って出発しました。

バンクーバーに到着して、
さあ今夜はどこに泊まろうかという状態でした。

今振り返って思うととても無謀でした。

準備や計画など全くなく、
とりあえずバンクーバーへ行って情報を集めようと思っていました。

地球の歩き方に載っているホテルに泊まりながら、
とりあえずホームステイ先を決めました。

とにかく働いて、、、勉強して、、、

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私は、旅行を手配する会社に就職がしたいと思っていました。

添乗員をしていた私は、
現地ではどんな風に手配をするのか見てみたかったのです。

無謀な私でしたが、英文履歴書だけは日本で準備をしていました。

けれど、旅行会社なんて倍率も高くすぐ就職するのは難しいと思い、
お金もなかったので寿司レストランで働くことにしました。

レストランでのウエイトレスはチップがもらえるので、
現金がすぐに入るのがとても魅力的でした。

寿司のネタを英語で全て覚えなくては仕事が出来なかったので、
勉強にもなりました。

従業員の半数は日本人でしたが、
お客さんはカナディアンなので、
オーダーを取ったり簡単な会話が出来るようになりました。

英語に馴染むには良かったと思います。

そして、従業員にはワーキングホリデーの先輩がたくさんいたので、
情報収集をすることが出来ました。

寿司レストランにも慣れ、
簡単な英語での接客にも慣れた頃、就職活動を始めました。

当時は携帯電話がそれほど普及していなかったので、
就職情報誌だけが頼りでした。

私は情報誌に載っている旅行手配会社全てに英文履歴書を送りました。

面接の連絡が来たのは日本人の旅行を手配する会社でした。

会社へ伺うと、社長は日本人で日本語での面接となりました。
スタッフも全て日本人でした。

しかし、英語にまだ自信がなかった私は、
現地の手配を学ぶには日本人の職場でも魅力を感じました。

産休となる社員の欠員補充でしたので、
採用となってからは妊婦の社員さんからの引継ぎとなりました。

仕事内容は、日本の会社から依頼された
ホテル、車、レストラン、ガイド
の手配でした。

そして、お客様へ渡すバウチャーを作成したり、
経理も私の仕事でした。

仕事も忙しくなり、会社で過ごすことが多くなると、
住むところもダウンタウンへ引越しをしました。

同じ頃に採用されたガイドさんがたまたま私と同じ年で、
意気投合し、ルームシェアをすることになったのです。

目の前が職場という立地の社長が住んでいるマンションで、
1部屋空きができて社長から声をかけてもらいました。

そのマンションにはプールもジャグジーもあり、
部屋もとても広く、快適なカナディアンライフでした。

慣れてくると、団体旅行の見積書を作成することもありました。

一度、金額を間違えてそのまま送ってしまい、
社長に呼ばれてすごく怒られたのは今でも心に残っています。

社長は関西人だったため、
「ドアホ」と怒鳴られて、
何でカナダで「ドアホ」と言われなくちゃいけないのと
心の中でつっこみをいれていました。

今では良い思い出の一つとなりました。

ワーホリという素晴らしい経験

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1年はあっという間に過ぎました。
帰国してからは、すぐに添乗員専門派遣会社に戻りました。

1年で10キロも太り戻ってきた私は、、
みんなに鎖骨がないと笑われましたが、日本食で自然と痩せました。

海外での経験を評価されて、
海外への添乗の仕事も徐々に増えていき、
添乗員を辞めるまで40カ国以上の国々を訪れることが出来ました。

たった1年だったけどカナダへ行って本当によかったと思います。

ワーキングホリデーは本当に素晴らしい経験をさせてくれます。

お金がなくて留学をあきらめた若者には、
ワーキングホリデーをお勧めします。

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