イギリス留学での成功と失敗

イギリス留学の成功談と失敗談

イギリス留学体験:坪倉 隆 27歳

私は大学時代にイギリスに交換留学をしました。

そこで成功したなと思うことと失敗したなと思うことを、
これから留学する人に役立ててほしいなと思います。

成功体験

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まず成功したなと思ったのは、寮生活を選んだことでした。

留学と言っても、1年となれば「住む」のと同じことになります。

その長い間、日々のストレスは無自覚に溜まっていきます。
大学の説明会でもそれは散々言われました。

今まで使っていた日本語が使えないこと、
意思疎通するだけでずっと脳を使っていること、
急で大きな環境の変化など、良いことであったとしてもストレスの負荷はかかります。

私が親元を離れて暮らすとき、
自分にとっての最大のストレスは何かを考えたところ、
「料理」という答えが出てきました。

私はとにかく料理が嫌いです。
よって、自炊しなくても良い寮での暮らしを選びました。

これは成功だったなと思います。

食堂へ行ってバイキング形式で食べられるので、
量が多くて困ることも、
口に合わなくて食べられないものばかりということもありませんでした。

これには救われましたね。
平日は朝夕、休日はブランチと夕食が食べられました。

ただし、困ったのは長期休暇のときです。

クリスマスの時期、
食堂スタッフさんも家族のもとへと帰るため、食堂が完全閉鎖されました。

しかし、寮には電子レンジとポットしかありません。

私はそれでも、日本から送られたチンするご飯や、
お湯を注ぐとできるお味噌汁、外食で2週間を乗り越えました。

持ち帰りで頼んだレストランの食事は食べれたものじゃなくて、
ゴミ箱に捨てたものもありましたけど・・・。

この休暇を除けば、負担なく過ごせました。

失敗体験

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一方、これは失敗したなと思ったのは、
テレビがない部屋だったことです。

最初は寮の中でもテレビ付きの部屋を選択したのですが、
抽選により落ちました。

テレビって、海外に行ったら是非とも欲しくなるのです。

現地のニュースを知ることができますし、
人気ドラマの話もまわりとできるからです。

これがあってこそ現地のことを知れると言っても過言ではありません。

一人部屋に戻ると静かで、私はインターネットに向かってばかりでした。

しかし、日本語が使えるので見るのも聞くのも日本語ばかり。

これは完全に失敗だったと思いました。

現地でテレビを買っても良かったのですが、
テレビ通信に関するイロハがわからず、自信もなかったので買わずに留学を終えてしまいました。

これは大変もったいないことをしたと思っています。

まとめ

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暮らしに関する成功と失敗はこんな感じですね。

留学は授業面が中心だという人もいますが、
私は暮らしに関して目を向けることも同じくらい大切だと思いました。

暮らしやすさで勉強のしやすさも変わってくるからです。

授業に関する成功や失敗は、
もうとってみるまでわからないというのが本音です。

同じ語学の授業で同じ初級でも、
日本なら半年かけてやるところを1日でしてしまった授業もありました。

とってから変更できる期間もありますが、
変更したからといってそこが良いという保証はありませんから、
変更しまくるのもあまり良くないかもしれません。

その間授業は平気で進みますし。

だから、授業に関しては「運」と言っておきましょう。
少なくとも私の大学はそうでした。

44の評価のうち、上から4つ目の高評価をもらえた授業もあれば、
単位を落としてしまった授業もあり、とても差が大きかったです。

現地の訛りをいかに理解できるようになるかがカギですが、
それは一朝一夕ではできないのが苦労したところですね。

英語のネイティブでもわからない訛りだったそうなので、
これは行き先のアクセントの勉強を何年も前からしておけば回避できたことでしょう。

行ってみて英語が自然と身につく人が100%ではありません。

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