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New York Film Academyへの留学経験
それぞれの特色
アメリカ留学体験:匿名希望 27歳
セブ島へ留学をするのと、アメリカへ留学するのでは、だいたいの人がそもそも目的が違うと思います。
内容や特色に違いがある為、一概には言えませんが、
今回の(匿名希望さん)の体験談は、その目的の違いが顕著に現れていると思います。
フィリピン・セブ島留学との、
何を得る為に留学に行くのか。というポイントの違いを比較してみて下さい!
New York Film Academyとは
New York Film Academyは、アメリカのニューヨークが本校の、映画製作学校です。
映画製作に必要な脚本・アクティング・カメラワークを全般的に学べるコースから、
一つの学科に特化したコースまで幅広いプログラムが選択可能です。
また、コース期間は1週間の短期から2年間の長期まで用意されており、
その人のニーズや予算に合ったプログラムに参加できます。
留学に挑戦した経緯
もともと小説の執筆やストーリー作成に興味があり、ライトノベルの執筆コースを受講しておりましたが、
より実践的な映画製作プログラムを経験することで読者を感動させるような、
表現力やアイディアが身につけられるようになると考え、留学に挑戦しました。
留学期間
2010年5月~2010年7月の2ヶ月間留学しました。
留学前の準備
英会話スクールに通い、英語コミュニケーション力を磨きました。
自宅ではCNN English Expressというアメリカのニュース番組の音声が録音されている英語学習教材を使用し、
リスニングやシャドーウィングの練習を重ね、現地のコミュニケーションについていけいるよう準備しました。
また、留学直前の2週間はオリジナルの脚本を英訳したものを、
スクールの講師に添削してもらうことで、留学中に活かせる表現を身につけることに集中しました。
留学費用
授業料が約50万円。現地でのアパート代や生活費が約25万円でした。
授業の感想
私のクラスは約12名で、アメリカ以外にも
フランス・イタリア・オーストラリア・インド・ブラジル
など様々な国の生徒が参加していました。
初めはコミュニケーションを取ることに緊張もありましたが、
気さくで明るい性格の人が多く、徐々に打ち解けることができました。
授業は主に講義型と実践型の2つがありました。
講義型では、有名な映画のワンシーンを鑑賞し、先生が脚本やカメラワークのポイントを解説してくれます。
実践型では、3~4名のチームに分かれ、監督・撮影・演者などの役割をローテーションで回し、
各々が起案したフィルムを制作します。
私は留学前まで映画制作の経験は一切ありませんでしたが、
講義型と実践型が織り交ざったカリキュラムにより、
カメラの扱い方、使用上の注意点、ストーリーの構成方法、パソコンを使用した映像編集などを無理なく学ぶことができました。
また、留学中の制作課題として、以下の4つがありました。これらの制作と提出が卒業要件です。
①ワンカットの簡単なショートフィルムを制作(音楽やセリフなし)
②様々なカットを編集して自然に繋げ、一つのショートフィルムを制作(音楽やセリフなし)
③好きな音楽を選び、それに合ったショートムービーを制作(セリフなし)
④オリジナルの脚本で約10分程度のショートムービーを制作(音楽やセリフなど自由)
留学前は自分で本当に映画が制作できるのか不安でしたが、
4つの制作課題も授業の進行に合わせて徐々に難易度が上がるものだったため、何とか制作を完了することができました。
留学を終えて
留学前まで実家を出て生活したことがほとんどなかったため、
食料の調達や掃除・洗濯など当たり前のことを今まで親に頼っていた私にとっては、
初めてのニューヨークでの一人暮らしは貴重な経験になりました。
現在は東京で一人暮らしをしていますが、
ニューヨークでの生活に比べれば不安や困難はほとんどありません(笑)
また、留学プログラムの前後には時間の余裕があったので、
マンハッタンの各地を観光できました。
エンパイアステートビルディングからの夜景は圧巻でした。
またいつかニューヨークに旅行へ行きたいと思います。
そして何よりも、世界に友人ができたことが一番の財産です。
私は空いた時間で小説を書いていますが、
現在もクラスメイトが夢に向かって映像制作などに励んでいると思うと、
自分も夢を追って頑張ろうと奮い立たされます。
中々会う事ができませんので、久しぶりに会う時は、
しっかりと胸を張って会えるように努力し続けようと思います。